面の理解/デッサン技法

こんにちは。オンライン絵画教室を運営していますGEMMAです。
このブログではデッサンに役立つ情報を載せています。
きょうは「デッサンが上達するには面の理解が必要」という主題で、
情報を発信していきたいと思います。
では面の理解とは何でしょうか?
これが出来ると絵がしかっかりして見えてきます。
詳しくみていきましょう。

目次

林檎を面で解釈する

上の写真は林檎を「面」で捉えてみた図です。
真ん中=長方形の集まりで捉えてみた図
右=三角形、四角形、台形も含めて捉えてみた図


この中でどれが一番本質を捉えているでしょうか?
答えは、、、、 一番右の図です


面」と言ってもそれはいつも正方形・長方形ではありません。
三角形になったり、いびつな台形になったり、
5角形になったりするわけです。
形のなかにそのような単純な図形を探していくわけです。

こちらのドローイングは「一番右」の林檎の面取り図を参考にして色分けしてみました。

鉛筆で面を描く

では林檎の面の解釈をしたいうえで、、、
実際に鉛筆で林檎を描いています。
まずは面を解釈する鉛筆で面を取るという流れです。

右が鉛筆で面をとり色を少し付けた段階です。
おおまかな面の位置は合っていますね。

次に各面の明暗(色の濃さ)を捉えていきます。
右のデッサン完成図で、突然暗くなったように見えますが、
ある面はとても暗く、ある面はとても明るいのです。

じゃがいもの面取り

こちらは同じ考え方でジャガイモの面取りをしてみたものです。
ジャガイモは面が比較的はっきりしているので林檎よりは描きやすいです」。
写真よりもデッサンの方が立体的にみえますよね、

これは面を強調して描いているからです。
全ての果物・野菜はこの考え方で捉えることが出来きます。

面取りが上手くなるには?

ひたすら練習です。
やれば必ずできるようになりますし、そのように見えてきます。

私も最初はそうでしたが、
デッサンを始めたてのころはそのような物の見方に慣れていないので
どこに面があるのか、どこで面を区切るのかがすぐには解りません。


ですが面で見ようと訓練することで
だんだんとそのように見えてくる
のです。
時間と努力が必要です。

そして早く上達するには専門家が、面の取り方についてアドバイスをくれたり
描いたデッサンのどこを直した方が良いのか添削してくれる
のが早道です。

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面の捉え方と改善方法をマンツーマンで詳しく
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