サン・ピエトロ大聖堂⓵│屋上から見えるローマの街並み

毎日天気が晴れている6月6日のローマ、
今日は死ぬ前に一度行ってみたかったサン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro in Vaticano)に行くことができました。
前日にノリでチケットをオンラインで購入。
→公式サイトはこちら
とにかく当日だと列に並ばないといけないということを悟り、オンラインでチケットを買うことが習慣になっていました。
施設の説明を聞きたかったので、英語のツアーガイド込みのチケットを50€(訳9000円くらい)で購入しました(日本語ガイドは高いので)。
このチケットは大聖堂のドームと屋上まで登れるだとか。もっと安いプランもあると思いますが取りあえずこれにしました。
地下鉄から│無料炭酸水機がヤバイ

テルミ二中央駅の近くのホテルから地下鉄でサンピエトロの近くの駅(確かCipro)まで行きます。
地下鉄を下車して外に出ます。
さわやかな朝の空が広がっていました。
道中、こちらが驚いたのですが、
なんと無料浄水器が設置されています。
名前をACEA(アチア)といいます。
なんと水と炭酸水が無料で出てきて好きなだけ水筒に汲むことが出来ます!
この存在はホテルで出会ったカナダ人の英語教師が教えてくれました。

ACEAていうデカい浄水器があるんだけど、それがヤバいんだ。水が無料で出てくるんだ。このアプリで探せるよ。炭酸水もでるぜ。


こちらの⇒アプリでローマの浄水器の場所が検索できます
待ち合わせ場所に人がいない!
ツアーガイド一行と大聖堂の近くの指定のカフェで朝8時くらいに待ち合わせ。グーグルでカフェの場所を確認して向かいました。
しかし行っても誰もいない!
やっぱり朝早いから「30分くらい遅れてくんのかなぁ~」と思って少し待っていたのですが、、、
30分くらいしても誰も来ない、、、、
不安になって旅行会社に聞いたところ
「今ガイドが向かっているから少し待ってて」
とのこと、、、
しかし一時間待っても誰もこない、、、、、
不安になった私は、
そのカフェのオーナーに
「ここがツアーの待ち合わせ場所なんだ」と伝えると、「すぐ横に旅行代理店があるよ、そこにいってみなよ」といわれました。


するとそこにはシャッターの閉じた代理店の前で人が数人並んでいるじゃぁありませんか!
しかし、なにやら時間になってもシャッターが閉じているとのこと。
「まじかぁ~」
と思い待っていると「ガラガラガラ….」とシャッターがゆっくり開き始めたのです。
そこで定員に聞いてみると
「ここはあなたの予約した旅行会社でないですよ」
とのこと、、、、
「え、、、一体どうなっているんだ!」
と途方にくれていると
突然、ツアーガイドから電話がかかってきました。
「今どこにいるんですか??」
そして、、、
「あなたのいる場所のカフェじなくて
近くに同じ名前のカフェがあってそっちですよ!
そちらで待っています」
と言われたのです、、、
「え?」
急遽もう一つのカフェに行くと
沢山の人が待っていました。
つまりグーグル検索で出た場所が
違う場所だったのです。
すこし腹が立ちましたが
旅行会社のサービスでそのカフェで
お好みのスイーツ一つとコーヒーを注文できるとのこと。
大好きなコーヒーと甘いスイーツで私腹を肥やし
心も回復に向かっていきました
私の時間のツアーはもう出発してしまったのですが、次の時間のグループで向かうことになりました。
グーグルマップはあまり信用しすぎない方がいいです。
サン・ピエトロ広場(バチカン広場)


このチケットはドームと屋上に登れるチケットで、見るのに2時間くらいかかるとのことでした。
サン・ピエトロ(Piazza San Pietro)広場に入るときは、入口で荷物検査がありました。危険物を持っていると引っ掛かります。


中にはいると白く輝く中庭が見えてきます。
広場のスケールが違う!
中央にはオベリスクがあります。オベリスクの起源は古代エジプトの神殿なのですがなぜバチカンにあるのか?


周りは楕円形の回廊になっていて古代ギリシャ風の円柱が立ち並んでいました。
この広場は彫刻家のベルニーニが設計したようです。


入口には大きな赤い垂れ幕が、、、


いきなり正面の礼拝堂には行かず
右サイドの通路からドームと屋上を目指します!
ここからはガイドと一緒にではなく自分で自由に屋上に上がりました。
朝の集合時間に遅れてしまったため、スケジュール的にガイドの説明を聞いていると時間が足りなかったからです。


サイドの通路から歩いていくと、何か韓国で見かけたような像がありました。
ん、、、、何故ここにアジア人の像が?
知ってみるとこの像はアンドレア・キム・テゴン(聖アンデレ金大建/(김대건/1821- 1846年)という方で、19世紀韓国でのキリスト教弾圧下で殉教した、韓国人初の祭祀だそうです。
この像は2023年に彼の生誕200周年を記念して制作されたそうです。(サン・ピエトロ大聖堂に東洋人の聖像が設置されたのは初めて)
⇒こちらの記事を参照




大ドームへ登る通路の壁面にこのようなモザイク画もみかけました。
左は「ゲッセマネの祈り」の場面で、碑文には「TESTIS CHRISTI PASSIONVM/キリストの受難の証人(ラテン語)」と書いてあります。
これは新約聖書「ペトロの手紙」5章1節から引用され、使徒ペテロが自らを指して語った言葉だそうです。
右は「天国の鍵の授与」で、キリストが使徒ペトロに「天国の鍵」を授ける場面です。
碑文には「TIBI DABO CLAVES REGNI CAELORVM」=「わたしはあなたに天の国の鍵を授ける」と書かれています。
これは新約聖書「マタイによる福音書」16章19節から引用されています。
大ドーム(クーポラ/cupola)からみる荘厳な景観
一階から螺旋階段で大ドーム(クーポラ/伊)へ向かっていきます。
この螺旋階段は900段あるそうです。
大変な人はエレベーターを使ってくださいとガイドがいっていました。
私はここに来ていることを実感したかったので歩いて登りました。
ですが、登ってみるとかなり長いので高齢者には大変だぁ、、と思いました。


ようやく螺旋階段を上り終えて
屋上にでました。
これから見るクーポラ(Cupola/大円蓋/上の部分)は、 ミケランジェロが設計したそうで、その大きさは世界最大だそうです。


ここから少し階段を上がってドームに入ります。


見てください この荘厳さ、、、、、
光が窓から差し込んできて
壁が金色に輝いて見えました。
下の礼拝堂からの声がドーム全体に響いている。




天井には聖人と思われる人たちのフレスコ画が描かれています。この壁画は画家のジョゼッペ・チェーザリ(Giuseppe Cesari、1568- 1640年)が主に下絵を担当したそうです。
→サン・ピエトロホームページ参照
そこにはキリスト、洗礼者ヨハネ、聖ペトロ、聖パウロなどの使徒・聖人たちや、聖母マリアが描かれています。


そして中央の黄金の帯のようなところに
銘文が書かれていますよね。
そこには、、
とラテン語で書かれているそうです。
でも、このクーポラはミケランジェロが亡くなった後に完成したそうで、彼は完成の姿を見れなかったそうです。


こちらから下の礼拝堂が見えます。
声が響いていて荘厳な雰囲気です。




奥には祭壇があり
祭祀が登壇して話しているのが見えました。
その手前にはベルニーニの設計した大きなバルダッキーノ(天蓋)が見えます。


ここの通路にはいきなり巨大な赤ちゃんのモザイク画があるのですが、これはケルビム(Cherubim)=神に仕える智天使/幼児の顔をした天使のようです。
これを見ると、モダン建築のようなシンプルさには比べられない深みがあり、いかに芸術家が緻密に設計してこのドームが作られたのを感じます。
ここから見る風景はとても荘厳でお金を払っても登る価値があると感じました。
屋上の中庭の聖人達とローマ全景




クーポラの外に出ると中庭があり
ローマを見下ろしているような140体の聖人像があります。これは初期キリスト教の殉教者や聖人たちだそうです。この像たちは地上の信者を見守る姿の象徴だそうです。大きさは約3m以上で近くでもみると大きい。


クーポラの通路から、狭い階段をさらに上りバチカンを一望できる展望台へ向かいます。


この最上階からサン・ピエトロ広場とローマの全景が見えます。


今日はとても晴れていて、映画の一場面のような景色が見れました。
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