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外で絵を描く3つの秘訣ー画家として情熱を燃すにはコレ!ー

こんにちはGEMMA です。
「外で絵を描きたい!」「美しい風景をスケッチしたい!」そう思っている人は少なからずいるのではないでしょうか?しかし、、
「モネ」や「印象派」のように野外で絵を描きたいけど「人の目が気になる」「上手く描けなかったらヤバい」などと色々なことを考えたあげく、、、


今日はやっぱり家でぬくぬくしよう、、
まあ「コメダ珈琲」にでも行ってPC作業でもするか、、、
と断念してしまったことはありませんか??

しかし!ちょっと待ってほしい!それではせっかくのあなたの才能がもったいない。なぜならその「描きたい気持ち」は「真実」だからです。

そこで今日は、あなたが外で堂々と絵を描ける3つの秘訣をお伝えしたいと思います。
是非あなたの「絵を描きたい衝動」と「未来に生まれるであろう傑作品」を具体化してください!

秘訣その1
インスピレーションを社会に分け与えるという認識

過去の画家もそうだった

スケッチバック
スケッチ道具を持って急坂を上る

名画は家の中でじっとして「コタツにああたって」いては生ませんでした。エアコンの効いた部屋で何不自由なく暮らしながら生まれませんでした。むしろ過酷な環境で生まれた場合が多いです。


あなたにとって感動するような名画はなんでしょうか?感動した風景とはなんでしょうか?

これは印象派の画家に限ったことではありませんが、ルネサンス期のレオナルド・ダ・ヴィンチは幼少期(彼の生まれたヴィンチ村)で毎日外に出て馬小屋や山や谷や木をスケッチしていました。(彼の初めてのデッサンは地元の風景画)

後期印象派のポール・セザンヌは南フランスのプロヴァンス(南海岸沿い)の風景に魅せられて
死ぬ間際まで外で絵を描いていました。(彼は命日の前日に嵐の外で絵を描いていて体調が悪化し亡くなりました。彼は晩年、絵を描きながら死にたいと言っていた。)

日本の美しい四季を描いた日本画家・東山魁夷
はいつもスケッチブックを片手に外に出てその
インスピレーションを逃さず日本の風景を描きとめていました。

つまり彼らはそのインスピレーション(霊感)の価値を知っていました。
私はあなたが感動した何か(風景・人物・静物)には必ず価値や理由があると思います。


それは毎日、納豆を食べるように習慣化したものではなく、その瞬間にしかない「価値」であり、
逃してしまうといつ出会えるかわからない「あなただけが感じられる貴重な価値」であると思います。

価値提供
価値の提供

あなたはその目でなかなか出会えない魚(価値・美しさ)をキャッチしました。あなたと同じ目は他の人は持っていません。

だから人々は、それを是非見てみたいし、見せてほしいと思っています。小さい魚であっても
大きい魚であっても、あなたはそれを描くことで、必ず周りの人、社会に新しい価値を提供することができます。

ー秘訣その2ー
道具ーこれさえあればどこでもなんでも描けますー

皆さんは外で絵を描くにはどんな道具が必要だと思いますか?
実はそんなに多くの道具は必要ありません。
私は過去いろいろな道具を持ち歩いていたのですが段々と必要なものだけ持っていくようになり、、、

今は、、これしか必要ありません。
今も私はこれ以外の道具は使っていません。
それを紹介しますね

●これは鉛筆スケッチやパステル、スケッチ道具です

デッサン道具
実際の道具とカバン

鉛筆(パステル・使いたい人のみ)/消しゴム/スケッチブック(後ろが硬いボード紙になっていてフニャフニャ曲がらないもの)/木板(もし安定して描きたい場合に紙を貼る)/マスキングテープ(紙を板に貼る)/フィキサティーフ(鉛筆の粉を定着させるもの)

●こちらは水彩スケッチ道具です。

水彩道具
実際の水彩道具

筆/鉛筆(下書き)/水彩絵具/水彩イーゼル/木の板(画用紙の下に置く)/霧吹き(水をかけて滲ませる)/布・トイレットペーパー(水を拭き取るため)

油絵スケッチの道具はこちらをご覧ください【動画】ちょっと道具は多くなりますが一つのバックに収まります。+イーゼル

油絵スケッチの道具を紹介


こちらを参考にして、是非、道具を揃えてみてください。


ー秘訣その3ー
道ゆく人はあなたを応援したいか、関心がないかどちらかだ
ー食べ物をくれることもあるー

そして、これは私の経験談ですが以前、東京の田舎で風景のスケッチをしていたときに通りがかりのおばちゃんが来て、、すごいね〜これ食べて頑張ってね」お菓子をくれた思い出が鮮明に残っています。2日くらい連続で他の人からも、カンパンのような食べ物をもらいました(笑)

このような外で描くことで、人と人とのリアルな出会いが絵を通して生じます。これはまさに絵を描く醍醐味ですね

お菓子
カンパン

しかし、実際、外で絵を描くとなるとやはり人目が気になって、自由に描けなくなってしまいますよね。
ですが安心してください。実際には「90パーセントの人はあなたを見ていません」。


というのは「人間の視野」は皆さんが思うほどとても限定的で、道ゆく人は悲しいかな自分のことでいっぱいです。「今日の夕飯のおかずどーしよー。忙しいなー。今週末どこ行こーかな。最近物価上がったなー」など、、

美術館で一枚の絵を見ても細部に何が描かれているのか実は殆ど見えていないのと同じです。


逆にいうと、絵を描き始めればあなたも絵に集中することで周りのことが気にならなくなってきます

むしろ、あなただけが聞こえる虫の鳴き声ですとか、小川のせせらぎですとかがもっとクリアに聞こえるようになってきます。

浜野裏の棚田
九州福岡棚田スケッチ



そのような環境であなたが外で絵を描いていることに興味を持ってくれる方があればこれも、絵画の力だ!と思ってむしろ出会いを楽しんでください

今後あなたが伸び伸びと外でも絵を描くことができるのを願っています。
ではまた次回お会いいたします。



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◆この記事を書いた人

Gemmaのアバター Gemma 源馬久崇ーLandscape Artistー

旅をしながら絵を描いている画家です。
「芸術は人生を豊かにする」ことを信じて活動しています。
大変な時代ですが共に頑張りましょう。

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