どうしたら海外のテレビ放送に画家として出演できるか?ー出演方法とメリット・デメリット

こんにちは。あなたは自分の作品や活動をもっと多くの方に知っられたい!と思ったことはありますか?
多くの方はやはりそう思うと思います。
(望まない方もいるかもしれませんが、、)

自分の描いた作品が第三者に「マジすごい」「ヤバイ」、、「癒されるゥ〜」などと言われ、
力もらったよ!」など思われると嬉しいですよね。

実は、私は韓国のケーブル放送に毎週「旅をする画家」として出演しているのですが、
昔は誰にも知られず、長野県のド田舎で人知れず画家になりたいと思って必死に絵を描いているだけの人間でしたが
今はテレビで多くの人の目に活動が触れるようになりました。

旅する画家
プログラム撮影中
旅する画家
MCN STORY


メディアに登場することで活動がもっと社会と
繋がるようになるので機会の幅が広がります。
諦めずに努力していくことで、このような機会が生まれました。

そこで今回は、どのように絵描きがテレビに出演できるのか
私がどのように韓国のケーブル放送に出演するようになったのか?
いきさつ、経験談、メリット
、そしてどのようにしたら出演できるのか?
をお話ししようと思います。

とっ、、まずテレビに出演するメリットとデメリットからお話ししたいと思います。

日本画家が描くソウル

こちらが完成動画です。ソウルを象徴するようなモチーフを拾ってきて静物画を描くプロジェクト。

メリット・デメリットは?
ーメリットー
テレビを通して多くの人に自分の作品や活動を知ってもらうことは
多くの人に自分の伝えたいことを伝えることができるとてもいい機会です。
最近はYou tube毎朝納豆を食べるように作品
活動を紹介できますが、、
しかYou tubeとケーブル放送は性格が違います

ケーブル放送の長所はなんだと思いますか、、、?

考えてみてください、、、

それは、、

あらかじめ視聴者層がある、知名度がある
定期的に放映されることだと思います。
Youtubeは自分でゼロから集客しないといけませんし、
購読者が上がらない限りそれほどチャンネルに知名度が生じません。
また怠けて自分が継続しない限り定期的にアップロードが嫌になります(笑。

しかし、ケーブル放送ですと一人でコンテンツを作成・放映するのではなくて
放送局やコンテンツ制作事務所と連携して
制作していくのでモチベーションが保ちやすいです。

協力
コンテンツ提案


これを、、マジ嫌!自分で全部やらんと気が
すまんっ!という人もいれば
良い機会だ!と捉える人もいますよね。
どう捉えるかは自由だと思います。

私の場合は後者です。
何故かというと、最初に私には動画を編集するスキルがあまりありません(笑)
動画を編集すると時間がかかりすぎて絵を描く時間が減ってしまうからです。

しかし、連携できるメディア
(テレビ、SNSなど)が多ければ多いほど
作家としてチャンスが増えます。
動画制作が簡単にできなかった昔と比べると
かなりチャンスの幅は広がりましたよね。
私は旅先で動画を撮り、編集(字幕・音響)はスタジオでやっていただいています

撮影中
制作過程をタイムラプスで撮影中
タイムラプスはスタジオから提案されて気付かされた

ーデメリットー

短所もあります、、、それは
テレビで放映するにはある程度、放映できない
部分があります。

国によって多少違いはあると思いますが
韓国の今のケーブル放送の場合は例えば、
道ゆく人の顔にモザイクをかけないといけない
場合がある。
場をもたせるために字幕や音楽をつけないといけない場合がある。
ビジネスのための売り込みをしてはいけない

などです。

撮影制限事項
顔にモザイクが、、、


また意見の違いから私の編集してほしい感じ
スタジオ編集者の編集したい感じが食い違うこともあります。
しかしこれは人それぞれ考え方の違いがあるのでどうしようもありません(笑
もし嫌だったら全て自分で編集するしかないです。

しかし、編集者とコミュニケーションがある程度できていれば解消できます。
むしろ私が思っても見なかった良いアイデアを提供してくれる場合もあります。

結論としては、、、
放映された方がたくさんのメリットがあるので
ほとんどいいことしかないと思います。
もし編集を変更したい場合自分で再編集して、
自分のSNSにアップロードすれば良いと思います。

さて、ここで重要なのは会社との契約関係です。
私の場合はケーブル放送で放映されたコンテンツを自分のSNS(You tubeなど)にも
アップロードしたり、自ら編集を加えてアップロードすることがオッケーという契約
になっています。

中にはケーブル放送でアップされたコンテンツの著作権が放送局にだけ属するという契約の場合もあるかもしれませんので契約書の内容は担当者と
事前によく相談することが必要だと思います。
最初はこれどうなのかな?と思うような部分があったとしても
交渉次第で良くなる可能性は大いにあると思います。


②どのように出演することになったのか?

きっかけは知り合いを通してでした。
韓国で知り合った日本人の知人から
「ケーブル放送のプロデューサーがいるんだけど会って見ない?」と言われ

「どんな人かな?」
ワクワクしながら会ってみたのが始まりでした。

そこでその方は「韓国で活動する日本人アーティスト」を探していたんですね。
それを特集としてケーブル放送したいとのことでした。
もう5年くらい前の出会いでしたが、今もよくカカオトーク(韓国のライン見たいなやつ)
で親しく話しています。縁とは面白いですね。

ソウル
ソウル風景

ちなみに私が最初、韓国で暮らし始めた時は、
知り合いが一人もいませんでした
本当に0人でした。

今では多くの知り合いができてよく連絡を交わす韓国人もいるのいですが
当時は全くの0からネットワークを作らなければなりませんでした。
荒涼とした大地で一人、村を探していく感覚だったといえば伝わるでしょうか?(笑

しかし、苦労してでも、認められなくても良い作品追求して絶えず描いていけば、必ず良い作品が生まれるし、必ず伝えられるものがあると信じていたので、、
お金がなくなって食べるものもままならなくなったら道端で寝なながらでも似顔絵でも描いて、
制作を続けて人生を開拓する
と覚悟していました。



③人生は必ずプラスに変えることができる

結果として年を重ねるほど多くの人との出会いがありました。そしてネットワークの幅はどんどん広がっていきました。

知人に聞くと一生懸命絵を描いている姿に感動したとか、韓国の失われるかもしれない場所や風景を日本人画家が遠い日本から来て描いてくれていることにとても感謝しているという
声を聞きました。

私はこういった声を聞いてとても嬉しかったですし、絵を描いていて良かったとつくづく思いました。

野外スケッチ
韓国の再開発地域をスケッチ



ネットワークは紙切れのお札よりも本当の財産です。
繋がりを増やしていけば、必ずあなたを必要とする人に出会う機会が生まれます
特にテレビ局、マスメディアや新聞社などはいつもネタを探しているので、おそらくあなたが思っている以上にアーティスト(今は目指している段階でも)は特に話題の種になることができます

時々絵を描いて何になるのか?と批判する人もいますが、そういうことを言う人ほどアートをしてみたことがないでしょう。

おそらく絵を描いたこともなければ、そこから楽しさを感じたことがないんだと思います。
相手にするだけ時間の無駄です。

一所懸命描くこと、活動すれば必ず熱気というか、波長みたいなものがでて、湖に石を投げて生じる波紋のように周りに影響を及ぼします

それがだんだんと大きな波になってい
きます
そして波は必ず誰かに届くようになります。
しかし何もせず考えてばかりだと何も生まれません。行動すること実践することが大切ですね。

③どのようなコンテンツを配信しているか?

現在「旅をしながら現地のアート情報を届ける」をコンセプトに毎週、配信しています。

具体的には現地で野外スケッチライブペインティングをする動画、海外の美しい/珍しい風景を紹介する動画、その地域の美術館やギャラリーに行って絵を紹介する動画などです。

その過程で現地の人と交流する映像なんかも組み込んでいます。

野外スケッチ
野外スケッチ
南米でライブペインティング


私は「アートを通して言葉の壁を超えて人に伝えられるものがある
社会をもっと良くするこができる
と信じています。
そしてそのために映像を配信しています。

大変な時代ですが、必ずアートを通してできることがあるはずです。
それをアートを愛する皆さんと一緒にしていきたいですね。

私は、私達はきっとこの時代に生まれた意味があると信じています。


今、映像は主に韓国語で配信していますが、
今後日本語でもYou tubeなどを通して配信していく予定です。
韓国のケーブル放送の名前はChannel W(チャンネル・ダブリュー)というところで
プログラム名はMCN(Muiti Channel Network)STORYといって他のアーティストの
方ともコンテンツを配分しつつ毎週放映されています。

よければ検索、調べて見てください。


では、今回はケーブル放送について書いてみました。
参考になれば嬉しいです。
ではまた次回お会いしましょう!












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◆この記事を書いた人

Gemmaのアバター Gemma 源馬久崇ーLandscape Artistー

旅をしながら絵を描いている画家です。
「芸術は人生を豊かにする」ことを信じて活動しています。
大変な時代ですが共に頑張りましょう。

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