イタリア・ソーリ(Sori)の海岸を描く│油彩スケッチの旅

イタリアのジェノヴァのSoriでのスケッチ

こんにちは。
今日はイタリア・ジェノバのリグリア海岸沿の街をソーリ(Sori)をスケッチしてきました。
前回のボッカダッセをさらに東に行った場所です。

ソーリ(Sori)

ジェノヴァ共和国の海上交易や海軍の拠点として発展を遂げ、幾度の海賊の襲撃も乗り越えてきた街。

紀元前7世紀頃に古代ギリシャからの移民によって始まったと言われています。名前はギリシャ語で「入り江」を意味する「sóros」に由来。

1800年にはオーストリア軍とナポレオン率いるフランス軍との間で激しい戦闘の舞台となった。街にはピカソの母方の曽祖父のトンマーゾ・ピカソ(Tommaso Picasso)が生まれ育った家があり、彼は1807年にここからスペインへと移住したそう。

現在は、カラフルなリグーリア様式の家々、物のジェノベーゼ・ペーストを使ったパスタ「トロフィエ(Trofie)」の発祥の地として愛されている。

トロフィエ/Trofie
目次

パンフレットからインスピを受けて場所を決定

泊まっていたホテルのロビーにはたくさんの観光用パンフレットが置かれていて

「どこかスケッチにいい場所ないか
なぁ~~」

とパラパラ眺めていた時に

偶然魅力的な夕焼けの海岸の写真が目に留まりました。
「色と雰囲気がイタリア的だな~」

名前を確認すると「SORI」と記載されていました。
ここで前回紹介したボッカダッセも発見したのです。


私は絵になる写真を見つけて→場所を確認するといった流れをよくします。

ホテルのスタッフにどうやっていけるか聞いてみると
アプリで検索して安く行けるバスを教えてくれました。


片道3€らしい(540円くらい)

イタリアのジェノヴァ

次の朝、ジェノバのバス停に向かっていきました。

バス停のすぐ前にこの建物がありました。なんの建物かわかりませんがオレンジの外観がきれいでした
日本だったらまずこの色は見かけませんよね。

バスに乗車できました!

途中ジェノヴァの港の前を経由します。

イタリアのジェノヴァ

やはりイタリア第二の貿易都市
港の規模がデカい。

ソーリに到着│海岸まで

イタリアのジェノヴァのSori
停留所近くから

停留所におりると入り組んだ立体的な街がみえました。
道路は丘から見えていて下にはカラフルな家々や教会が見えます。

イタリアのジェノヴァのSori

こちらは少し歩いた場所からみた反対側です。建物の形が風景ととても調和しています。

向こうに橋が見えますね。
行ってみましょう

イタリアのジェノヴァのSoriのSantuario Nostra Signora delle Grazie
教会がみえる

ソーリにあるSantuario Nostra Signora delle Grazie(グラツィエ聖母聖堂)という教会です。

教会建設の逸話│「黒いマドンナ」の絵画

1509年:東方航海から持ち帰られた「黒いマドンナ」の絵画に地元の口の利けない少女が祈ったところ、突然話せるようになる奇跡が起こり礼拝堂が建てられた。
1584年:海賊の襲撃と動かない船
町を襲った海賊がこの絵画を盗み船に積んだら、船が全く動かなくなった。海賊は絵画を投げ捨て返却された
1944年〜1955年:大戦の爆撃と奇跡の生還
第二次世界大戦の爆撃で教会が被災し、絵画は海に吹き飛ばされ行方不明に。しかし終戦から11年後の1955年、海の中から奇跡的に無傷で発見され、再び教会へと戻された。

イタリアのジェノヴァのSori

橋の上から海岸へ下ってみましょう。
建物にSoriと書いてありますね。

イタリアのジェノヴァのSori

石造りの橋や道に趣があります。

橋の下の階段を発見しました。ここを下り海岸に行けそうです。

イタリアのジェノヴァのSori
イタリアのジェノヴァのSori

こちらの大きな橋がソーリの景観の特徴ですね。とてもオシャレな橋です。

スケッチ場所を探す

イタリアのジェノヴァのSori

ソーリの路地を歩きながら油彩スケッチが出来そうな場所を探します。
石畳の坂道など、風が吹き抜けてきて涼しかったです。

イタリアのジェノヴァのSori

海岸が見える坂を上っていくと
カモメ?が沢山いました。


ビーチからは賑やかな声が聞こえてきました。少し暑かったですが活気があって疲れも飛びます。

どこでも絵になりそうでしたが
この坂道から小道の階段に上っていったところに小さな広場がありそこで描くことに決めました
。

下描きから完成まで

こちらの広場で描きます。

海岸が見えるとても長めのいい場所でした。


そして運よく日陰にもなっていて風の通り道だったのか涼しい!

イタリアのジェノヴァのSoriでのスケッチ
鉛筆で下描き

まずは鉛筆で下描きです。

紙は先日、ジェノヴァの画材屋さんでかった紙を使いました。

イタリアのジェノヴァのSoriでのスケッチ

背景の空と
奥へ続く坂道
風情があります。


空から描き始め
手前へと段々と描き進めていきます。

描きながら地元の人とも話すことが出来ました。
「どこから来たのか?」


など絵を描いているのですこし驚かれました。

フランスから旅行に来ている人や
イタリア人と日本人のハーフでこちらに住んでいる人とも会いました
。

イタリアのジェノヴァのSoriでのスケッチ

メインとなる入江?
ちいさな灯台のような建物(黄色)を描いていきます。


陽も午後のオレンジの光に変わってきました。

イタリアのジェノヴァのSoriでのスケッチ

手前の砂浜、パラソル、人を描いていきます。
まだ完成ではないですが、大きくは雰囲気を捉えました。


光がかなり変わってきたので残りはアトリエで完成させます。

イタリアのジェノヴァのSoriでのスケッチ

制作を終える頃、明るく親切な現地のイタリア人と会い
記念写真を撮ってもらいました。

イタリアのジェノヴァのSoriでのスケッチ
現地のイタリア人と記念撮影


やはり海外でこのような偶然の出会いがスケッチの醍醐味です。

午後のソーリ

日も暮れてきたので
ホテルに帰ります。


この海岸沿いにはプールもあり驚きました。階段や坂を上って道路に出て、もと来たバス停から帰ります。


一日外でスケッチをすると充実感があります。そして健康にもいい!

また次の記事でお会いしましょう。

イタリアのジェノヴァのSoriでのスケッチ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よければシェアしてください
  • URLをコピーしました!

◆この記事を書いた人

Hisa Gemmaのアバター Hisa Gemma 源馬久崇ーLandscape Artistー

旅をしながら絵を描いている画家です。
「芸術は人生を豊かにする」ことを信じて活動しています。
大変な時代ですが共に頑張りましょう。

●よければコメントください

コメントする

CAPTCHA


目次