パナマと言えば中米で最も経済が豊かな国
です。今回は役立つパナマのアート情報をお伝えします。
こんにちはGemma Hisaです.
パナマというと皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
椰子の木と海ですか?
それともタックヘブン(パナマ文書)?
やはり、、なんと言っても一位はパナマ運河ではないでしょうか?
そうです、パナマはアメリカの計画でパナマ運河が作られてから
全ての国の貨物船が行き来するようになり、経済的に急成長を遂げた国です。
パナマ運河とは?→
パナマ運河があることで中南米を遠回りして通過する必要がなくなりました。
ということは皆さん察しの通り、
経済が豊かなパナマは芸術産業も発展しているのではないのか?
ということが気になりますよね。
今回はそんなパナマのアートギャラリーに
ズカズカ入り込んできたので
パナマのリアルアート情報をお伝えします。
パナマのギャラリーで販売されている絵のスタイルは?
さて、、パナマのギャラリーではどんな絵が販売されているのでしょうか?
ギャラリーに行くと、パナマで人気のある絵のスタイルだとか
パナマ人の感性を感じることができますよね。
展示されているということは需要があるということです。
今回、7つほどギャラリーを訪ねてきました。
その中で印象的だったギャラリーと絵を紹介します。
今回、特に紹介したいのはこちら
WEI ART GALLERYというところとです、、他にもいくつか。
中に入ると、こちらのギャラリーは沢山の、、、
絵が店内に飾られていました。
特に「海とパナマの生態系が描かれている作品」が多かったです。
パナマには独特の生態系があるのでその樹木や草、鳥などですが見えますね。
また抽象画も多かったです。
そして、、、何か民族的な彫刻ですね 。
木で作られたカヌーのような形をしていたものも見かけました、、。
パナマらしいですね。
これは私がいいな〜と思った作品です
(これは大型ギャラリーに展示されてました)
Theパナマ絵画て感じだったんですが、、
木がね、、、ちょっと傾いてるんすよ。
そして原始的な色彩ですね。露骨に緑を使っているんですが、、
なんとも言えない「味」がありますね。
額縁と絵のスタイルが良くあっていますよね。
全体的に印象的だったのはどの絵も色使いが強い、、、
実はパナマはポール・ゴーギャンが南国に向かうと決意した後、
最初に向かった国なんですよね。
パナマの次にタヒチに向かいました。
下の絵は有名なパナマの画家さんです。
どのギャラリーに行ってもこの方の絵が掛かってました。
波の描写がとても魅力的ですね。
パナマは親日国?ギャラリストがくれたコイン
パナマは親日国家なのでしょうか?
私の印象ですが、日本に対するイメージはかなりいいようです。
日本から来たというと「Wow Cool!」と言われたり
「いつか行ってみたい!」と言われることが度々ありました。
このWeiギャラリーの館長さんとも少し親しくなりインスタを交換してきました。
また私の作品にもとても興味を持ってくれましたね。
ギャラリーのオーナーさんはフレンドリーな方もいるし、そうでない方もいました。
実はこのギャラリーでは日本人のアーティストの作品を一つ展示していたんですね。
それがこちら↓
折り紙をテーマに作品を作っている日本人のアーティストさんだそうです。
スイッチを入れると「パッと、、」ライトが光るんですよね。
またこちらゲイシャコーヒー(Geisha-coffee)というパナマ産の超有名コーヒーなのですが
このコーヒーを作っている社長さんと館長さんが知り合いなそうで、
なんと、その人は日本人女性なんだと嬉しそうに話してくれました。
なんか、日本人女性と知り合いということで嬉しそうでしたね(笑)
パッケージに男女がキスをしている絵が描かれていますよね?
あれはキスオーシャンと言って、パナマはカリブ海と南太平洋がまるで
Kissをしているかのような場所にあるのでそうデザインしたようです。
ゲイシャコーヒーは日本に特に輸出するそうで、最高級コーヒーとして有名なんですね。
ちなみにゲイシャは芸者ではなくて、高山地帯の地域の名前だそうです。
正確には(発音は)、、
ゲーシャに近いと思います、、、。
パナマはいつも暑いのですが
高山地帯に行くほど涼しくて美味しい豆がとれるそうです。
こちらで知り合ったパナマ人がいうに
「一番美味しいコーヒーはコーヒー豆を食べた牛から出るうんこの中に混じった
コーヒー豆なんだと言っていましが、、、」
本当ですか?笑
「今日は来てくれたありがとう、
また来てくれよなっ!」
とこちらのコインをくれました、、、、
パナマには日本人アーティストがほとんどいないようなので、
日本から来たアーティストだというと珍しいがられました。
ですので、むしろパナマでアーティスト活動をするのも狙い目かなと思いました。
結構大きいギャラリー(美術館のような)の館長さんとも話したんですが
インタビューも受けてくれました。
パナマでギャラリーを通して活動するには→
やはり、、、
まずは会話をして仲良くなることですね。
英語ができればそれはもう最高です。パナマは英語が喋れるギャラリストが多いです。
パナマのアートについて聞いた見たり
日本のアートと何が違うか話したりして
最後にSNS自分の作品を見せたり、名刺を交換することから始められそうです。
何せ日本人アーティストはかなり珍しいのでそれだけで得です。
今描いた絵がストックされてれば
(在庫があれば)
ズバリ、ギャラリーで展示できるか聞いてみたらいいじゃないかと思います。
彼方も良いビジネスチャンスになるし、損すること何もないので、、、。
パナマで絵を売ることを考えると、、
今回、パナマのギャラリーや大型ギャラリーにも数件立ち寄ってみて
パナマで絵画を販売することの有利点はこれです。
1ーパナマで日本人のアーティストは珍しい
パナマ人アーティストの絵のスタイルと
日本人が描くような絵のスタイルとはかなり違うと思いました。
私がみてきた日本アーティストのスタイル(感性)は絵の具の使い方、色の使い方、
主題の選び方、構図の見せ方で
絵に深みを追求したり、描写に密度があって繊細だったりするのが多いかと思います。
パナマのアーティストはそれよりは絵の具の色が鮮やかだったり
モチーフ選びや構図に個性を持たせるようです。
スタイルの違いをアピールしたら
パナマで目立つんじゃないかと思いました。
2ー海外から遊びに来る人が多い。
(アメリカ・特にフロリダ、ヨーロッパ等から)
パナマの物価はコスタリカと並んで中南米で一番高いです。
私の感覚では日本と同じくらいという印象です。
お昼ご飯が安いレストランで4ー7ドルくらい(540円ー980円)。
ホテル代も安い〜一般的なところで一泊10ー40ドル(1400円ー5600円)くらいします。
金融ビルも沢山立っているので、お金持ちも沢山住んでいるという印象でした。
街には高級車も沢山、、、反面、、経済格差も激しいです。
日本のサラリーマンよりも低所得の家庭がほとんどです。
また、、海外から特にフロリダからバカンスにくる人が多いです。
今回外でライブペインティングをしていたのですが、、
フロリダから来た旅行客に沢山話しかけられました。
またオランダ人やイギリス人も会いました。
フロリダは近いので直行便がパナマから出ていますし、オランダに行く直行便もあります
パナマでの活動を考えていれば、
そういった人たちをターゲットに考えてみるのもいいんじゃないかと思います。
こちらで絵の在庫があればあればいくらでもチャンスはありそうです。
海外から絵を送るとなると送料が気になるところですよね。
(最近高くなってきてしまっているので、、)
3ーパナマ人は仲良くなると信頼感がある
コロンビアに6ヶ月くらいいたんですが、、
コロンビア人はめちゃフレンドリーで明るい人が多いです。
逆にパナマ人は初対面ではそんなにフレンドリーではありません。
しかし仲良くなると安定感があるというか、、、
ずしっとした信頼感を感じるようになりました。
治安が良くない場所もありますが
コロンビアと比べるとホームレスやいきなり道端で声をかけてくる人は
ほとんど見かけませんでした。
フレンドリーではないということは
警戒心が強く、信頼できる人しか信頼しない?
逆に信頼できる人とは人間関係をしっかり構築するスタイル?ということかもしれません
まだここで長く住んだわけではないので私の個人主観です。
パナマはパナマ運河があるのでこれからも中南米で需要な拠点であることには
変わりないです。
Airbmbで知り合ったオランダ人の友人は
「これからはパナマだ!」ということで投資目的でパナマに滞在していました。
皆さんもアート活動の拠点として
今後、パナマを考えてみてはどうでしょうか?
それではまた次回お会いします。
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